2025年8月 ストッカミル 日本向けM100シリーズ銅ケーブル・放熱器リサイクルプラントのFATが成功裏に完了

金属リサイクルプラントの設計・製造をリードするStokkermillは、最近、日本市場向けのM100プラントにおいて工場受入試験(FAT)を無事完了しました。

このテストは、Stokkermill本社工場(イタリア・ウディネ)にて、長年のパートナーであり日本の正規輸入代理店であるテヅカプレス社と共同で実施されました。

Stokkermill:国際市場向けのケーブル・金属リサイクル高品質プラント

Stokkermillは、ケーブル・電線、ラジエーター、その他の金属材料のリサイクル設備において、豊富な実績と継続的な技術開発への取り組みにより高い評価を得ています。

すべての設備は、高性能、省エネ、そして回収素材の高純度を実現するよう設計されており、日本をはじめとする国際市場の厳しい要件を満たしています。Stokkermillのソリューションは、リサイクル工程の最適化を可能にし、マテリアルの純度と回収率において優れた結果をもたらします。

先進的なリサイクルのための性能と信頼性

M100PROモデルは、高い処理能力と優れた分離性能により世界中で評価されているプラントシリーズの最新進化形です。電線、銅およびアルミラジエーター、その他の導電性材料のリサイクルを目的として設計されており、800~1000kg/hの処理能力を有し、出力素材の純度においても非常に優れた結果を提供します。

FAT(工場受入試験)における技術検査項目

4日間以上にわたる詳細なFATでは、以下の検査が実施されました:

- 重要部品の機械的公差の確認

- 運転中の騒音レベル測定

- 振動測定(特にSKFベアリング部)

- 銅・プラスチック分離のための乾式比重選別テーブルの性能テスト

- 顧客から指定された要件での稼働テスト

- 日本および欧州の安全基準への適合確認

これらのチェックは、精度を重視する日本市場において、設備の耐久性、効率、そして分離プロセスの品質を保証するために不可欠です。

出荷および最終設置先

本プラントは2025年8月10日に出荷予定で、9月30日までに門司港に到着する見込みです。最終設置場所は、九州の顧客の新規建設されたリサイクル施設に設置される予定であり、主に銅およびアルミラジエーター、電線リサイクル用途に使用されます。

日本市場における確かな実績

Stokkermillは、日本市場において長年にわたる高効率リサイクルプラントの設計経験を持ち、数少ないイタリア製造メーカーの一つとして知られています。今回の納品成功は、日本市場がStokkermillの技術に信頼を寄せていることを証明するものであり、ケーブル・金属リサイクル分野における同社の国際的なリーダーシップをさらに強化するものです。

📞 M100プラントに関する詳細情報や、貴社向けのカスタムケーブルリサイクルライン設計のご相談は、お気軽にお問い合わせください。

Copper cable recycling line

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